Story
瀬戸内の島から
瀬戸内なまこ屋 もりゆか
なまこ屋の娘に生まれて、私は一度、島を出ました。
大阪で働いていた頃は、地元のなまこのことなんて、
ほとんど考えたこともなかったのです。
Chapter 01
一度、島を出た
高校を卒業して、大阪へ。会社員として働く日々は、忙しくも充実していました。けれど心のどこかに、いつも満たされない感覚がありました。
実家は、愛媛・瀬戸内海に浮かぶ大島。50年以上なまこを扱う「森海産物」です。祖父の代から受け継がれてきた家業ですが、当時の私にとっては「いつか継ぐもの」という実感はありませんでした。
Chapter 02
帰ろう、と思った日
ふるさとの海、家族が続けてきた手仕事。都会で暮らすほどに、その存在が大きくなっていきました。
安定した仕事を手放す不安はありました。それでも、瀬戸内の海のそばで、家族が守ってきた仕事とともに生きていきたい——そう思って、私は島に帰る決断をしました。脱サラして、生まれ育った島へ。
Chapter 03
ゼロから、なまこを届ける
帰ってはみたものの、なまこは手間のかかる食材です。「美味しいのに、近くで売っていない」「下処理が大変そう」。そんな声を、たくさん聞きました。
だったら、下処理を済ませて冷凍した「解凍するだけ」のパックを作ろう。瀬戸内なまこ屋の商品は、そうして一から立ち上げたものです。添加物を使わず、素朴で誠実に。瀬戸内の海の恵みを、そのまま食卓へ。
Chapter 04
これからも
本物の味を、手軽に。特別な日も、なんでもない日も。
一皿のなまこが、あなたの食卓にちょっと特別な時間を添えられますように。瀬戸内の島から、心を込めてお届けします。
瀬戸内の島から、
心を込めてお届けします