このわたを使った絶品レシピ 7 選|日本三大珍味を家庭で楽しむ
「このわた」は、なまこの腸を塩漬けにして熟成させた日本三大珍味のひとつです。
ウニ・からすみと並ぶ贅沢な味わいでありながら、家庭でも手軽に楽しめる食材でもあります。
濃厚な旨味と磯の風味を持つこのわたは、そのまま食べるだけでなく、パスタやお茶漬けなど幅広い料理に活用できます。
しかし「珍味」というイメージから、「そのまま食べる以外の使い方がわからない」という声も耳にします。
この記事では、このわたの食べ方ガイドをさらに発展させ、定番の楽しみ方から創作レシピまで、このわたを活かした料理を7品ご紹介します。
日本酒やワインとの合わせ方もあわせてお伝えしますので、このわたの新しい魅力を見つけるきっかけにしていただければ幸いです。
このわたの基礎知識|取り扱いと保存のコツ
レシピに入る前に、このわたの取り扱いで押さえておきたいポイントを確認しましょう。適切に扱うことで、このわた本来の風味を最大限に引き出せます。
解凍は冷蔵庫でゆっくりと
当店のこのわたのように冷凍で届く商品は、冷蔵庫に移して半日ほどかけてゆっくり解凍するのが基本です。
電子レンジや常温での急速解凍は、風味の劣化やドリップの原因になるため避けてください。
開封後は早めに使い切る
このわたは塩蔵品ですが、開封後は風味が落ちやすい食材です。
開封したら冷蔵保存で2〜3日以内に使い切るのが理想的です。
少量ずつ使いたい場合は、小分けにしてラップで包み、再冷凍する方法もあります。
加熱は最小限に
このわたの繊細な風味は、強い加熱によって損なわれます。パスタや茶漬けなど温かい料理に使う場合も、仕上げに加えて余熱で軽く温める程度にとどめるのがおすすめです。
定番の味わい方 3 選|このわたの旨味をストレートに楽しむ
レシピ1 このわたの軍艦巻き
このわたの魅力を最もダイレクトに味わえるのが、軍艦巻きです。酢飯との相性は抜群で、海苔の香ばしさがこのわたの磯の風味をさらに引き立てます。
所要時間:約15分(酢飯の準備を含む)
- 酢飯を一口大に握り、海苔で周囲を巻く。
- 上にこのわたを小さじ1程度のせる。
- お好みでわさびを少量添える。
ポイント:このわたは塩味があるため、醤油をつけなくてもそのまま美味しくいただけます。酢飯の酸味がこのわたの塩気をやわらげ、バランスの取れた味わいになります。
レシピ2 このわた茶漬け
温かいご飯にこのわたをのせ、熱々のだし汁や緑茶をかけるだけで、贅沢な茶漬けが完成します。飲んだ後の〆や、寒い日の夜食にもぴったりです。
所要時間:約5分
- 茶碗にご飯をよそい、このわたを小さじ2程度のせる。
- 熱いだし汁(または緑茶)を回しかける。
- 刻み海苔と三つ葉を添える。
ポイント:だし汁の温度は70〜80℃程度がおすすめです。
沸騰したてのお湯をそのままかけると、このわたの風味が飛んでしまうことがあります。
だし汁は昆布だしやかつおだしがよく合います。
レシピ3 このわたの冷製豆腐のせ
絹ごし豆腐の上にこのわたをのせるだけの簡単な一品ですが、なめらかな豆腐とこのわたの濃厚な旨味のコントラストが楽しめます。日本酒の肴として特におすすめです。
所要時間:約3分
- 絹ごし豆腐を器に盛り、このわたを大さじ1程度のせる。
- 小ねぎの小口切りと、お好みでおろし生姜を添える。
- 少量のごま油を回しかけると風味が増す。
ポイント:豆腐は水切りせずにそのまま使うほうが、なめらかな食感を活かせます。このわたの塩気だけで味が決まるため、醤油は不要です。
創作アレンジ 4 選|このわたの新しい楽しみ方
レシピ4 このわたパスタ|和風ペペロンチーノ
アンチョビの代わりにこのわたを使う、和風ペペロンチーノです。このわたの塩気と旨味がオリーブオイルに溶け出し、シンプルながら奥深い味わいのパスタに仕上がります。
所要時間:約20分
材料(1人分)
- スパゲッティ … 100g
- このわた … 大さじ1
- にんにく … 1片(薄切り)
- 鷹の爪 … 1本(種を除く)
- オリーブオイル … 大さじ2
- 刻み海苔 … 適量
- 大葉 … 2〜3枚(細切り)
作り方
- パスタをアルデンテに茹でる(塩は少なめに。このわたの塩気を考慮する)。
- フライパンにオリーブオイル・にんにく・鷹の爪を入れ、弱火で香りを出す。
- 火を止めてからこのわたを加え、茹で汁を大さじ2加えてよく混ぜる。
- 茹で上がったパスタを加えて手早く和える。
- 器に盛り、刻み海苔と大葉を散らして完成。
ポイント:このわたは火を止めてから加えるのが最大のコツです。
直火にかけると風味が飛び、苦味が出ることがあります。
茹で汁を加えることで乳化し、なめらかなソースに仕上がります。
レシピ5 このわたのクリームチーズ和え
一見意外な組み合わせですが、このわたの濃厚な旨味とクリームチーズのまろやかさは驚くほど好相性です。ワインのお供としても活躍する一品です。
所要時間:約5分
- クリームチーズ(30g程度)を室温に戻してやわらかくする。
- このわた小さじ2を加えてよく混ぜ合わせる。
- クラッカーやバゲットの薄切りに塗って提供する。
- お好みで粗びき黒こしょうをふる。
ポイント:クリームチーズがこのわたの塩気をやわらげるため、珍味が苦手な方にも食べやすい仕上がりになります。
白ワインやスパークリングワインとの相性が良く、パーティーの前菜としてもおすすめです。
レシピ6 このわた卵かけご飯
いつもの卵かけご飯にこのわたをトッピングするだけで、一気に贅沢な朝食になります。卵のまろやかさがこのわたの磯の風味を包み込み、ご飯がすすむ一品です。
所要時間:約3分
- 温かいご飯に卵を割り入れ、軽く混ぜる。
- このわたを小さじ1〜2のせ、醤油をごく少量たらす。
- 全体をさっと混ぜていただく。
ポイント:このわた自体に塩気があるため、醤油はごく少量にとどめてください。
ご飯は炊きたての熱々を使うと、このわたの香りがふわっと立ちのぼり、より一層美味しく感じられます。
レシピ7 このわたと大根の和え物
大根の千切りにこのわたを和える、シンプルながら味わい深い一品です。大根のみずみずしさとシャキシャキした食感が、このわたの濃厚さを引き立てます。
所要時間:約10分
- 大根(5cm程度)を細い千切りにし、冷水にさらしてパリッとさせる。
- 水気をしっかり切り、このわた大さじ1と和える。
- 器に盛り、柚子の皮のすりおろしを少々散らす。
ポイント:大根は冬場のものが甘みが強く、このわたとの相性がより良くなります。
柚子の皮を加えることで、香りのアクセントが生まれます。
辛口の純米酒とぜひ合わせてみてください。
このわたに合わせたいお酒|日本酒からワインまで
このわたは塩気と旨味が凝縮された食材であるため、お酒との相性は抜群です。組み合わせ方によって、食事の楽しみが何倍にも広がります。
日本酒との合わせ方
このわたと最も相性が良いのは日本酒です。
辛口の純米酒はこのわたの塩気を引き立て、吟醸酒の華やかな香りは磯の風味と好対照を成します。
定番の楽しみ方として知られる「このわた酒」は、ぬる燗の日本酒にこのわたを少量溶かし入れる飲み方で、旨味が渾然一体となります。
ワイン・その他のお酒
洋風アレンジの場合は、白ワインやスパークリングワインがよく合います。
ミネラル感のある辛口白ワインを選ぶと、このわたの磯の風味と調和します。
焼酎なら、麦焼酎のお湯割りがおすすめです。
このわたの世界をさらに深く知りたい方は、なまこ料理10選もあわせてご覧ください。
なまこの身を使ったレシピとこのわた料理を組み合わせれば、なまこを丸ごと味わうフルコースも実現できます。
よくある質問
Q. このわたは生で食べても大丈夫ですか?
このわたは塩蔵により熟成された食品であり、加熱せずそのままお召し上がりいただけます。
軍艦巻き・豆腐のせ・卵かけご飯など、火を通さない食べ方が主流です。
ただし、開封後は冷蔵保存のうえ早めにお使いください。
Q. このわたの塩気が強すぎると感じたときはどうすれば良いですか?
塩気が気になる場合は、クリームチーズや豆腐など、まろやかな食材と合わせると食べやすくなります。
また、日本酒やだし汁を少量加えてのばすと、塩気がやわらぎつつ旨味は保たれます。
茶漬けや卵かけご飯にする場合も、醤油を控えめにすることで全体の塩分バランスを調整できます。
Q. このわたは開封後どのくらい日持ちしますか?
開封後は冷蔵保存で2〜3日以内にお召し上がりいただくのが理想的です。
長期保存したい場合は、小分けにしてラップで密封し、冷凍保存してください。
冷凍した場合は1〜2か月程度を目安にお使いいただくのがおすすめです。
再解凍の際も、冷蔵庫でゆっくり解凍してください。
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